子供時代に漫画を禁止されていたアラフィフ女の末路と電子書籍紹介サイトを始めた理由

家(特に母)が厳しすぎて子供の頃に漫画を禁止されていた。中学・高校は部活で忙しく大学は勉強が大変だったため、いつの間にか漫画への興味を完全に失っていた。社会人になってからは母と性格が似るようになったのもあり「むしろ漫画は害悪」という偏見を持つようになった。よい大人が満員電車の中で漫画を貪り読む姿を見るたびに軽蔑していた。

さらに時が流れ、私はSNSを始めた。特にTwitterでは漫画好きの人がこの世にこんなに溢れていることを知り心底驚いた。世の中の私以外ほぼ全員がワンピースと鬼滅の刃とスラムダンクを全巻読んでいて当然のような錯覚を覚えた。漫画を全く読まない、とTwitterで公言するのが怖かった。炎上まではなくとも、大多数の人に引かれるに違いない。

やがて私はどうやって漫画を読んで仲間に入れてもらえるかばかり1日中考えるようになった。「漫画は害悪」と密かに思っていたあの頃の私はもういない。実は、母はだいぶ昔に他界しているのだ。もう私は呪縛に囚われて悩む必要はない。「そう、漫画を読むなら今でしょ!?」私の電子書籍生活が始まった。

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